パチンコ店のあるある光景(みっともないから止めましょう。)

パチンコ

こんにちは、うまけ~さんです。
ここでは、自身の経験を踏まえて、ギャンブル(パチンコ、競馬、
カジノなど)について提言、苦言を綴っております。

今、ギャンブル依存症、パチンコ依存症でお悩みの方に、少しでも
お役に立てれば幸いです。

今回は、パチンコ屋でのあるある光景をお届けします。

嫁さん
嫁さん

見られてますよその姿。

うまけ~さん
うまけ~さん

あなたも知らないうちに仲間入り?

パチンコに熱狂する人々

前回は、私の恥ずかしい過去を公表してしまいましたが、今回は、パチンコに熱狂する人々(自身も含めて)についてお話しようと思います。

私自身パチンコに狂いながら、毎日のように通っていたにもかかわらず、パチンコを打ってるお客さんを、ものすごく軽蔑していました。

ホントに矛盾した話ですが、自分を棚に上げて、毎日毎日必死で盤面に向かってる人に心の中で、

「仕事もろくにせずに、毎日よく来れるなぁ。」
「そこまでしてパチンコ打ちたいのか。」
「毎日お金使って、どうやって生活しているのだろう?」
「若いのに昼間から遊べていいなぁ。」
「主婦の仕事、きちんと務めてるのかなぁ。」
「ろくでもない人間の集まりだなぁ。」

といつも、上から目線で他のお客さんをある意味見下していたのです。

アホですねぇ。

まさに自分が、そのろくでもない人間の一人であるにもかかわらず。他のお客さんと、自分が同類であることを認めたくなかった、または、そう思われたくなかったのでしょう。

あるいは、自分はそうではない、そんな弱い人間ではない、いつかパチンコから離れて、小金に苦しむような生活から逃れられると勘違いしていたのかもしれません。

結局、ろくでもない生活をその後も続けていたのです。取り戻せないお金と、時間を費やしながら。

パチンコ店内あるある光景①

ある程度店に通ってると、お客さん同士が仲良くなることが有ります。

私は、こちらから声をかけることなどほとんどありませんし、仲間とか友達をこんな所で作る気もなかったので、顔見知りていどの人はできましたが、仲良しさんはいませんでした。

そんな仲間同士、特におじさんおばさんに多いのが、フィーバーするとお互いにコーヒーを奢りあうという習慣です。

おじさん
おじさん

やっと出たからこれ飲んで。

おばさん
おばさん

おめでとう。ありがとう。

私にはお互いのキズの舐めあいをしているようにしか思えませんでした。
パチンコというのは、そもそもその店の売上の中から、お客同士がお金を取り合う物だと思っていましたから。

他人が儲かったという事は、自分の投資したお金を持っていかれたと解釈していました。パチンコ屋は必ず儲けてます、売り上げの20~30%は利益だと思います。残りの70~80%を客が取り合っているのです。

だから他のお客さんと仲良くなんてできませんし、する気もなかった。
コーヒーのやり取りを見るたびに、何がうれしいの?と軽蔑して
いました。

パチンコ店内あるある光景②

とあるお店では、パチンコは打たずに、床に落ちた玉を拾い続けているおじさんが居ました。これはれっきとした窃盗罪になりますが、お店もある程度黙認していたようです。

その拾った玉が20~30発ほどになると、おもむろに羽物台へ座り打ち始めます。なくなるとまた、拾い始めます。

あれでもし出玉が増えたらいい遊びだなぁ、と横目で見ていましたが店側も余りに目についたので、そのおじさんはとうとう出入り禁止になりました。

さらにすごいのは、拾い玉を集めて堂々とタバコと交換している人までいました。

パチンコ店内あるある光景③

昔は、今ほど禁煙にうるさくなくパチンコ屋でもほとんどの人がくわえタバコで打ってました。ですから店内はそれはもう空気は悪いし、騒音はひどいし最悪の環境でした。

ある時、私がいつものようにくわえタバコで打ってると、隣におばさんが座ってきて、私の方を見ながら鼻をつまんで、タバコの煙を手で仰ぎ始めました。

タバコが煙たかったのでしょうが、無視して打ち続けていると、また仰ぎ始めます。

タバコが嫌なら隣に座るな!」と思わず口ばしってしまいました。

図太いおばさんは、移動しようとしません。気分が悪くなった私は、仕方なく、他の台へ移動しました。そもそも「タバコが嫌いならパチンコ屋に来るな。」と心の中で思ったものです。

パチンコ店内あるある光景④

またある時は、隣に妙に馴れ馴れしいおばさんが座ってきて、自分の台そっちのけで私の台ばかりのぞき込んでいます。リーチがかかる度に注目しています。私は、「うっとおしいなぁ。」と思いつつ黙って打ち続けていました。

しばらくして、これは当たる確率が高いだろうという熱いリーチが来た時、私もおばさんも息を殺して固唾をのんで見守っています。最後の瞬間、あと少しというところで外れてしまいました。

するとおばさんが

おばさん
おばさん

ああ、惜しかったねぇ、あれは当たらんといかんわねぇ。

と言います。私は愛想笑いでうなずいていました。

本当に惜しいと思ってるのか、当たらなくてホッとしているんじないのかと思いつつさらに打ち続けていると、先ほどと同じような場面が訪れました。

私も、さすがに今度は当たるだろうと少し余裕をもっておばさんと一緒に見守ります。しかし、また外れました。その時またおばさんが、

おばさん
おばさん

ええっ!あれで外れるの!その台おかしいよねぇ。

イライラの頂点に達していた私は思わず、

うまけ~さん
うまけ~さん

黙っとれ!

と叫んでしまいました。

するとおばさんは、ふくれた様な顔をして自分の台を見つめていましたが、私の台にリーチがかかると顔だけ正面を向いて目だけで思いっ切りこちらの様子を伺っていました。

私はさすがに気まずいのと、うっとおしいのとでその台を離れました。

注目しているのは隣の人ばかりではありません。
私の背後にずっと張り付いて眺めている人や、2,3台離れた斜め後ろからでも、首を長くして様子を伺っている人もいます。

その度に私は心の中で、そんなに人の台が気になるのかなぁ、人の台似てても自分の台が当たる訳でもないのに、といつも軽蔑していました。

依存症の人の傾向

パチンコ依存症の人は、とにかく目つきが違います。自分の事より他人の台が気になって仕方がない、隙あらばよさそうな台へ変わろうかと、キョロキョロ血走ったような目をして落ち着きがなくいつも、そわそわしています。

パチンコ店内あるある光景⑤

ある時、私が負けてお店を出たところ、おじさんとおばさん3人が大きな声で何やら罵り合っていました。

しばらく様子を見ていると、どうやら家族の様で、老夫婦二人が娘(30代に見える)をパチンコ屋から帰らそうと、手を引っ張っているようです。

両手をつかまれて引っ張られてる娘は、腰を落として必死に抵抗しています。

もうちょっと、もうちょっとだけ打たせて!

「もうちょっとで出るのに~。」

どういう事情かは分かりませんが、依存症になるともはや周りが見えなくなるのでしょう。恥も外聞も目的のためには吹き飛んでしまいます。

ああなんて見苦しいと思いながら、実は自分がかなり近い状態にあることを自覚できてなかったのです。

まとめ

そのころ自分では仕事もしていて、そこそこ分別を持って遊んでいるつもりでしたが、いつの間にか、生活のサイクルがパチンコ中心に回って行くようになりました。

給料を貰っても、食事代や光熱費、家賃など後回しです。取り合えずパチンコで稼いで、後で払えばいいと言う都合のいい甘い考えで生活していました。

持ち金が少なくなると、ろくに食事もせず、取り返そうと最後の100円まで打ち込んでしまいます。それでうまく行ったためしがないのに、

完全に普通の感覚がマヒしています。

これほどみっともない生活をあなたはまだ続けますか?

つづく



▼これを読んでパチンコ止めましょう。

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